治療説明

 
 
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症例  O川OO雄さん   38歳 男性
1か⽉ほど前、突然めまい、頭痛、頭重感でさいなまれ、仕事も⼿につかないほどに⾝体に変調をきたした。内科、脳神経外科、⽿鼻科等を受診したが、原因不明。対症療法的に鎮痛剤や精神安定剤を処⽅されたが症状は改善されなかった。実は、具合悪くなる2⽇前に、左上の奥⻭の内側が⼤きく⽋けた。最初、⻭が⽋けたのが原因とは思っていなかったが、後⽇、奥様から『あなた!⻭が⽋けたのが原因じゃないの!』と⾔われたそうです。たまたま奥様が本屋さんで『かみ合わせ・アゴずれと全⾝症状の関わり』に関する本を⽴ち読みされていたようで、そのことをご主⼈に話しされ、当院へ⾏くことを勧められたとのこと。よって来院された。  奥様の⼀⾔助⾔に救われることに・・・!

診査診断)
来院時ふらふらでお⾒えになりました。お⼝の中を拝⾒すると確かに左上奥⻭の内側半分がきれいに⽋けていた。⻭そのものには痛み等の⾃覚症状なし。即座に、全⾝症状等につき、問診、視診をおこない、⻭が⽋けたことによりかみ合わせがずれ、アゴずれを引き起こしたと疑う。つづいて顎位(アゴずれ)を診断し、アゴの位置を⼀時的に是正したところ、即座に顔が⾚らみ、頭重がとれ、 『すーっとした、頭に⾎が通ってきた』と、驚かれた。

治療) 初診時で⻭型模型もないので、本格的なアゴずれ治療は後⽇にし、急ぎ⽋けた⻭の治療を試みた。⽋けた部分に臨時にプラスティックを詰め直したところ、先ほどと同じように画期的に症状の改善が即座にみられた。感謝感激と⾔われた瞬間でした。⽋けた⻭の形態回復するだけで、即座に症状の改善がみられる典型的な症例でした。後⽇、本格的なアゴずれ是正治療に進み、⽋けた⻭はもちろんのこと、かみ合わせ上、ほかの⻭数本の治療も終え、健康を取り戻し現在に⾄る。経過観察中。

余談) ⻭が⽋けたためにアゴがずれ、全⾝重⼼バランス(姿勢)が崩れることにより全⾝症状、不快症状が出るのです。