治療説明

 
 
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歯根膜
 歯の根っこと歯槽骨の間に介在する膜状の組織:歯に加わる咬む力を和らげる役目をしている。そして、すばらしいセンサー(三叉神経下顎枝・末梢感覚受容器)の役目もするかみ合わせ、咀嚼運動、あるいはアゴの位置に関する情報を脳に送る


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例えば、硬い食品がお口に入ってくれば、歯根膜センサーが『これは硬い』という情報を脳へ送ります。すると脳は噛む筋肉(咀嚼筋)に『しっかり噛め』と指令します。
歯根膜は、こんな役目もしています。良い情報も悪い情報も脳へ送っています。

人間本来の解剖学的形態からのズレが脳へ悪情報として伝わり様々な形で口腔・全身に悪影響を及ぼす。


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正常なかみ合わせの人でも、意図的に顔を上や下へ、あるいは右や左へ向けて噛めば歯の上下の接触(当たり)は変わります。身体の姿勢を変えても、寝ていても同じことが起こります。但し、正常な人は、そのようなことを行っても何ら支障をきたしません 許容の範囲内なのです。

逆に、かみ合わせが悪く種々の症状がある人は、すでに許容範囲を超えているにもかかわらず上下の歯の接触を意図的に行ってしまう傾向があり症状の改善を妨げます。口腔内と脳の神経的なつながりをさらに増悪させているのです

(注)かみ合わせが悪い(歯が内側に傾斜・かみ合わせが深いなど)と、上下の歯を接触させる癖が出やすく、また逆に接触させていなくても(安静位を犯す:歯根膜反射によって脳へ悪い情報が流れる)様々な症状(口腔・全身)が出やすくなることがあります

TCHの多くは無意識下で行われますが、意識的に故意に接触させ、こっちの歯が高い、こっちは低い、下アゴをずらしてここが当たるとか、ここは当たらないなどとやっておられると、種々の症状(口腔・全身)を軽減できない、治りにくい最たるケースです。これも歯根膜反射を狂わせて脳へ悪い情報を伝えるからです。

無意識下の歯の接触  歯ぎしり、かみしめ、食いしばり
意識下、意図的な歯の接触これが一番問題!

人間本来の解剖学的形態からのズレが脳へ悪情報として伝わり
様々な形で口腔・全身に悪影響を及ぼす



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お勧めするのは
『あいうべ体操』別掲
1日3回ですが、特に就寝前に念入りにやるとアゴの筋肉が適度に疲労し
ほぐれるので効果があると言われています。

あとは、ストレス発散・解消



 
 

治療説明

 
 
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